成長応援サプリを飲む時間は？何歳から何歳まで？正しい飲み方【まとめ】

子供の成長期を応援するサプリですが、できることなら効率よく飲ませてあげたいのではないでしょうか。

商品の公式サイトを見ても「いつ飲んでも大丈夫です」という回答があり、正しい飲み方が書かれていないものがあります。

そこで、今回は成長応援サプリの正しい飲み方について解説していこうと思います。

成長応援サプリメントの飲み方と注意点

まず大前提として、成長応援サプリは”医薬品ではなく食品として販売されている”ということです。

医薬品だと飲み方は「食後30分以内」「食前に2錠」などと記載されています。

しかし、成長応援サプリなどの栄養補助食品はいつ食べてもいいので飲むタイミングは決まっていません。

そのため、ほとんどの身長サプリの公式サイトで「飲むタイミングはいつですか？」という質問に対して「お好きな時間に飲んでください」と回答されています。

そんな身長サプリですが考えられる注意点は以下の3つになります。

1. アレルギーに注意をする

食品なので身長サプリの種類によっては、アレルギーの原因となるものが含まれている可能性もあります。

医薬品だと医師がアレルギーを引き起こさないように対応してくれますが、身長サプリは自分で判断して購入するものなので、原材料を確認してから購入するようにしましょう。

2. 医薬品と一緒に飲まない

医薬品と一緒に飲むと飲み合わせによってどのような症状が起こるかわかりません。

普段、薬を服用している方は担当の医師に相談をしてから身長サプリを購入するようにしましょう。

3. 色々な種類の身長サプリを同時に摂取しない

「あの成分も」「この成分も」とたくさんの成分を摂取しようと、複数のサプリを同時に飲んでいるお子さんがいます。

不足している成分をサポートするためとはいえ、複数のサプリメントを飲む必要はありません。

まずは食事が基本です。仮に不足しがちな栄養素がわかるなら、食事内容を改善して対策してあげましょう。

身長サプリを飲むタイミングはいつ？

上記で「身長サプリは食品だからいつ飲んでもいい」と説明しました。

今回ネット上にある様々なサイトを確認してみましたが、「食前がよい」「食後がよい」「食間がよい」と意見がバラバラです。

朝・昼・夜どの時間に飲めば良いのか

身長サプリを飲むとき、朝・昼・夜どの時間帯がいいのでしょうか。

結論からいうと「昼と夜」です。

朝は身体を活発化させていく準備時間なので、昼と夜に比べて消化吸収が劣ります。そのため昼か夜に飲むのがおすすめです。

粉末タイプの牛乳に溶かして飲むタイプなら、消化しやすいので朝に飲んでもいいと思いますが、錠剤タイプなど固形なら昼または夜に飲むのが理想です。

飲む時期はいつからいつまで？

身長サプリを飲むにしても、飲む時期についてはどの商品公式サイトにも記載がなく、迷うところです。

「飲み始めが手遅れだった」「やめどきが見つからない」などで無駄に費用が重なってしまいます。

費用を無駄にしないためにも、いつから飲み始めたらいいのか、いつまで飲み続ければいいのか解説します。

いつから飲み始めたらいい？

飲み始める時期は成長期が終わっていなければいつでも問題ありません。

理想は「女の子は10歳頃」「男の子は12歳頃」に成長期を迎えるので、それまでに飲み始めて身体作りをしたいところです。

もちろん、成長期を迎えている最中でも問題ありません。

いつまで飲み続けたらいいの？

身長サプリを飲むのは成長をサポートするのが目的ですので「成長が止まったと思ったらやめる」が一つの目安になります。

成長期が完全に終わっているのに続けてしまっている方もいるのではないでしょうか。その場合は思い切って購入するのをやめましょう。

普段足りていない栄養をサポートするために飲ませているなら続ける価値はありますが、毎月費用もかかるので期待を感じれなくなったらそこが辞め時です。

飲む量を増やしてもいいの？

身長サプリの成長サポートをいまいち感じられず、飲む量を増やしてしまう方がいるそうです。

しかし、これは絶対にやめてください。

身長サプリは普段不足しがちな栄養量をサポートするためにあります。勝手に飲む量を増やしてしまうと過剰摂取になる可能性もあります。

どんな身体に良い栄養素も濃縮されたサプリで大量に摂取すれば、過剰摂取となって身体によくありません。

身長サプリをたくさん飲めば期待値が上がるわけではありません。

目安とされる量を守って焦らず飲みましょう。

身長サプリは何と飲めばいいの？

粉末タイプの身長サプリであれば、恐らく公式サイトにも作り方が載っていると思うのでその通りに作りましょう。

ほとんどが牛乳か水に溶かして飲むタイプです。

錠剤タイプの身長サプリは水かぬるいお湯で飲むようにしましょう。

よくあるのが「食後にお茶やコーヒーと一緒に飲む」行為ですが、お茶のタンニンやコーヒーのカフェインは吸収の邪魔をしてしまいます。

より効率的に摂るのであれば、水かぬるめのお湯で飲むようにしましょう。

ちなみに身長サプリによっては、商品を使ったオリジナルのレシピもあったりするため、味に飽きたお子さんにおすすめです。

子どもの成長応援サプリはあくまでサポート目的

身長サプリはあくまでお子さんに必要な栄養素をサポートするものです。

生活習慣の基本となる運動や睡眠がとても大切です。

運動をすることによって、骨に刺激が加わります。睡眠をしっかりと取ることによって、寝ている間に成長ホルモンがたくさん分泌されます。これらはどれも欠かすことができない生活習慣です。

身長サプリで栄養素をサポートすることも大切ですが、しっかりと運動や睡眠などの生活習慣を改善することが子どもの成長にとって大切なことです。

運動や睡眠の改善方法

一番難しいと思う食事の改善が出来ていても、運動と睡眠の改善がおろそかになっていては意味がありません。

「運動」は無理のないように遊ぶだけでも十分です。体に負担がかかるほどの運動だと骨に影響を及ぼしてしまうので、無理がないようにすることが大切です。

子供のなかにはインドア派の子もいると思います。その場合は室内でストレッチや筋トレをやりましょう。少しずつ慣れてきたら回数を増やしましょう。

さらに詳しく以下の表を作成しました。2015年に米国の国立睡眠財団公表(文部科学省HP)をもとに作成しています。

年齢	限界最短睡眠時間	望ましい睡眠時間	限界最長睡眠時間
0～3ヶ月	11～13時間	14～17時間	18～19時間
4～11ヶ月	10～11時間	12～15時間	16～18時間
1～2歳	9～10時間	11～14時間	15～16時間
3～5歳	8～9時間	10～13時間	14時間
6～13歳	7～8時間	9～11時間	12時間
14～17歳	7時間	8～10時間	11時間
18～25歳	6時間	7～9時間	10～11時間
26～64歳	6時間	7～9時間	10時間
65歳～	5～6時間	7～8時間	9時間

「睡眠」は6歳から13歳の子供は9～11時間、13歳から18歳の子供は8時間半～9時間半の睡眠をとるのが理想です。睡眠は成長ホルモンが分泌される大事なものです。

しかし、「子供と青年における睡眠パターンと睡眠問題」によると1時間近くも短くなっていると報告されています。

睡眠は、子供だけではなく大人にとっても非常に大切です。睡眠をきちんと取ることによって、疲労の回復や精神面での休養になります。

睡眠による休養感が得られなくなると、日中の注意力や集中力の低下、頭痛やその他のからだの痛みや消化器系の不調などが現れ、意欲が低下することが分かっています。

引用元：健康づくりのための睡眠指針 2014

まとめ

以上、成長応援サプリの飲み方についてまとめてみました。飲むにしても、ただ飲むだけより時間や飲み方など工夫することが可能です。

成長応援サプリは何よりも目安量を守って続けることが大切です。時間や飲み方などの解説をしましたが、無理なく続けられるときに飲むのが理想です。

成長応援サプリはいつでも飲み始めて、いつでもやめることができます。

もし実感できなくなったら惰性で続けるのではなく、思い切ってやめましょう。